Random Write/4K Readが昔の奴並みに遅いです。明らかにキャッシュ殆ど使ってない……(64MB DDR400)
Firmwareがまだ未完成なんでしょう。対応はATA-7までだし。
開けてみる。
NAND FLASHはTOSHIBA TH58NVG6D2ELA48。TLGAパッケージなので基板に用意されたTSOPのリードパッドがそのままになっています。
DRAMキャッシュはHynix
HY5DU121622DTP-D43。512Mbit(64MB) DDR400 CL3のチップ。
基板裏。NAND FLASHがTSOP/TLGAどちらにも対応できるようになってます。電源周りのテストパッドが気にならなくもないのですが。
コントローラはPS3016-S3。
一応予定スペックでは90nmプロセス製造、ARC600ベースの32bit MPU、8chアクセス、外部キャッシュ対応、ONFI 2.0以降にも対応、といった所だったはずです。今年の26週製造でしょうか。
なぜか刻印がJAPAN(NECEL製造?)。
謎の製品名を返してきました。キャッシュ情報は元々適当なのですが、代々PHISONのは1KBと返してくるので、そこら辺も変わってないです。
FirmwareがDERから始まるのも同じですね。DER1.016…もしかして本当に前から連続だとしたらキャッシュ使って無くても当然なのですが。ATA8には対応せずATA7まで。でもNon-rotateは返してるっぽい…うーん。
HD Tune Pro 3.50のR/W。ライトがシーケンシャルではキャッシュ殆ど使ってないだろと言いたくなるパターンを示してます。
ランダムR/W。かなり謎。ReadのIOPSが低いのはまあもうしょうがないのですが、Writeの傾向が極端に分かれています。1MBだと一気に伸び、ランダムパターンになるとさらに伸び2秒にもなるポイントが散見されるように。小サイズのみだと旧世代とは確実に違うのですが(それでもこの世代としてはぶっちぎりでダメですけれど)。