量子真空、いくらなんでも分厚さに対して内容が薄すぎませんか。これで読んでるあいだ楽しいんだから凄いなあとは思うけど。
ところでいまニコニコではオーケストラ演奏の「流星群」が大人気なんだけど、せっかくなのに編曲がいろいろとマズすぎるのでもにょる。そしてあの編曲のマズさを気にしてる人がほとんどいないのにももにょる。ニコニコでmidiとか公開してる人の中にはもっと頑張って勉強してる人たくさんいるのになあ。和声法マスターしろとは言わないけど、せめて耳コピくらいできるようにしといて欲しいような。クオリティにかかわらず面白ければ評価されるってのは良いことでもあるけど、本当に優れたものとそうでないものを見分ける程度のリテラシーは育って欲しいんだよなぁ。
ここのところレナルズの『量子真空』を読んでいるんですが、『啓示空間』より分厚い。カバンに入れるのに苦労するし、電車で読むのにも苦労する。1215ページ。従来のものじゃ本が壊れるというんで、新開発の糊で製本してあるそうです。文庫ってポケットなんかに入るサイズってのが売りじゃないのかね……。
今期のアニメはいろいろ楽しんでおりますが、最初は「ケッ」と思ってた『ストライク・ウィッチーズ』が私の中でスカイガールズ超えしそうな勢いです。超王道ハイテンポなストーリーと1カット1カット丁寧に作画された変態パンツ(じゃないから恥ずかしくないもん)アクションの奇跡的融合。アニメじゃなきゃ表現できないものを見事に表現しつくした芸術作品ですね。見てると腹筋とか脳とかがいい具合に疲れます。DVD買おうかな(笑)
考えてみると私は視聴者としてはランキングで見つけて気に入る動画なんてほとんどないんだよな……。
まあそれはそれとして。
・ホットリストの仕様はだいぶ改善された(ピックされる動画はあいかわらず)
・運営長ブログの案はどれもけっこうよさげな気が
・ニコニコ全体での再生、コメントは大きく変動していない
そう問題ないのかなぁ、という気がしてきた。
今回の変更に反対の声が多い理由の根底には、無名の人や新人さんの、ジャンル効果を持たないようなおもしろ動画が埋もれやすくなる、という危惧がある。そうすると、底辺職人や新人の投稿モチベーションが下がって、特有の活気が失われてしまうだろうと。
初代MIDIアニメ職人のジンジャーさんは電凸までされたようだ。注目してる職人でもあるので発言をちょっと追ってみたんだけど、結局のところ言ってることは上記の通りだった。
でも、ニコ動だって閉鎖空間じゃないんだから、新着動画へのアクセス方法はいくらでもあるんですよね。リアルの友人に見てもらえて満足、なレベルから、本当に評価されるべき超絶クオリティの動画までいろいろあるわけだけど、何もランキングに載らないと人に見てもらえないわけじゃない。リアルの友人なら直接言えばいいし、超絶クオリティならどっかのブログで言及されるでしょう。そういう方向に思考が行けば、投稿モチベは回復する。
で、運営長ブログの案が実装されればそれも新人発掘には充分に効果を発揮しそう。悪くないんじゃないかな。どうせ今までだってランキングに載ってる動画が面白いわけじゃなかったんだし、変更直後に覚えた反発ほどには実際の悪影響は少ないかもしれない。
うーむ……。でもやっぱり投稿者としてはランキングに載りたいよね。いやまあ、変更したからって格段に載りにくくなったとは考えづらいんだけど……ポジショントークになっちゃうのかなぁこれ。
うーん。とりあえず強引に変えてみて、1週間はこのまんまです、ってのはまあ事前に決まってた方針なんだろうが……。
個人的に今までの流行り廃りの速度は異常だと思ってたので、方向性としてわからなくはないんだけど、想像以上に見た目が良くないですね。メインストリートがシャッター街になっちゃったみたい。ホットリストはなんか使う気がしないレベルのUIだ。行き届いてないなぁ。
何より一部の動画投稿者のモチベーションまで下げちゃってるのは問題なんじゃないかなぁ。プレミア解約する人が出る流れもいつものパターンっちゃパターンですけど、今回はちょっと「バカが騒いでる」レベルで収まってない気がするよ。一時的な拒絶反応で終わればそれでいいんですけどね。
再生の数なんかが目に見えて落ちるようであれば、私も投稿先の変更を検討するかもしれん。あ、あくまで自分が動画投稿とかする立場だったと仮定して、の話デスヨ。
ニコニ・コモンズとかけっこう本気で期待してるだけになんとか頑張ってほしいところ。
ああ、これはよい滝本竜彦ですね。クライマックスとかまんまアレだ。まあ、心をえぐるような切実な自虐がないぶん、素直にエンターテインメントとして読めておきらく。いろいろな素敵ワードや素敵言い回しがさりげなく散りばめられているあたりがロミオ先生一流であります。
しかし、『Kanon(舞シナリオ)』→『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』→『魔竜院光牙』とリンクがつながって、めでたくロミオ先生がKeyブランドの下『Rewrite』のメインライターをつとめる下準備が完了した……んじゃないかなあと勝手に思いました。
邪気眼てバカにされるけど、そういうものとの親和性ってごく一般の人でも案外高いんじゃないかと思うんですよね。邪気眼ラノベのデッドコピーとしか思えない『鹿男あをによし』が売れまくってテレビドラマになっちゃう時代ですし。俺も自分の小学校時代のノートとか見てたら必殺技の出し方とか書いてあったし(うわあ)。
おすすめメールが届いた。
「以前に「長谷 敏司の『円環少女 7 (7) (角川スニーカー文庫 153-9)』」をチェックされた方に、片山 憲太郎の『紅~醜悪祭 下 (4) (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7)』のご案内をお送りしています」
……このロリコンどもめ。
えー、今はジェフ・ライマンの『エア』読み中。ゲイツ・フォーマットばんざい。
純文学ってだけで持ち上げてラノベってだけで貶めるようなのは嫌いですが。にしたって、大学の文芸サークルの人たちが、「大学生に読ませたい本」として選んだのが『人類は衰退しました』ってんじゃ失笑するほかない。自分ひとりで楽しみなさいよ。どうせ「等身大の人間関係」みたいなのにしか興味ないような学生たちにわざわざ脱力系のラノベ読ませてどうしたいんだよ。
まあノミネート時点でおかしいんだけど。海外SF入れるにしてもなぜ幼年期。ほかのはぜんぶゼロ年代の国内作品だっていうのに。クラーク追悼? わけがわからない。
文芸サークル入るような人って、変態的な世界文学を楽しんでばかりいるんだと思ってたよ。で、本読みは本読みでも遠藤周作大好きな同級女子なんかを鼻で笑ったりとか。どうやら実情は違うようですね。
普通の大学生に読ませたいって意味じゃどうせなら小川一水あたりを選んでおけば良かったのに。って、それは単なる私の個人的な感情ですね。
取り扱いマニュアルを読んだ辺りから、妖精さんて何かに似てるなあと思ってたんだけど、やっと気づいた。あれだ。ダン・シモンズの『イリアム』シリーズのギリシャの神々。
どこがやねん、と言われても説明は難しい。自生した思考なので責任も持たない。
桃邪気Pが亡くなったという。アイマスMAD界隈ではそれなりに名が通っていたであろう動画職人だ。
追悼コメントを交わすのだって噂供養みたいなものに違いないと思って、タグを辿った。
正直言って、彼の作品を特別に好きだったわけではない。タグを辿ったことも今まではなかった。私がいま確かに抱いている追悼の気持ちは、即席のものなのかもしれない。
でも、もういない人の残した足跡てのは不思議なもので、作り手の意志というものが一段とよく見えてきたりする。
だから、ああ、この人は岩男潤子のファンだったんだな、なんてことに今さら気づいて、何となく近しいような気持ちになった。
デジタルの時代は、プリミティブな形の信仰とよく合う気がするのだ。誰だってその生きた証を世界に刻んでいると、信じられるのだ。
ギアスあたりはまあ当然として、紅とRDが滑り出し好調な感じです。
……って、
RDスレ→ムチムチの話しかしてない。
紅スレ→ょぅι゛ょの話しかしてない。
……違うんだ。俺はそういうんじゃないんだ。誤解なんだ。
スーパープレイ動画を見ていてその余りの芸術っぷりに感動して購入してしまいましたが、わたし何が苦手ってシューティングと格闘だけは絶望的に才能がないんです。なので、はじめから敵うわけないので心配いりません(私信ぎみ)。
しかし、シューティングってもはや敵を撃って進むゲームじゃなくなってるよね。完璧に書かれた譜面を音楽に起こすのと感覚的には似ている気がする。そういう観点でとらえれば少しは上達……できないですね、はい。なんでこんな超とドが両方つくほど下手糞なんだろうなあorz
マジでしたね。いたる女史のmixi、竜騎士07氏の日記消し、eyがKeyに修正、までの流れを把握した辺りでネタの線は消えたなーと確信したので、2日0時に葉鍵板のスレが超加速してるのをニヤニヤしながら見ておりました。
竜騎士07氏のお遊びはもちろんのこと、なんか言い訳されてるけど「ey新作」もワザとだと思うよ。
Keyのゲームはもう買わないんだろうなあと思っていたのに、リトルバスターズEXは麻枝氏の新シナリオがあるらしいし、Rewriteも既にして購入確定か。まだまだ貢がせてもらえるわけだ。
もちろんこのタイトル自体かなり嬉しいんだけど、もうひとつ嬉しいのは、これでロミオ氏の霊長流離オクルトゥム(お蔵入りかと思われた企画タイトル)がVAから出る可能性が見えた(ような気がする)ことか。
エイプリルフールネタにしちゃいろいろ疑問が残る。しかしマジだとしてもいろいろ疑問が残る。
明日を待つしかない。
今の私に言えることは、これがネタに過ぎなかったら私は酷く悲しむだろうということだけだ。
_ こばげん [majideyokattane!]
若者たちの物語のはずなのになんでこんなに閉塞感ばかり漂う終幕なんだろう。気に食わない。予定調和にしたって見せ方ってもんがあろうに。まあ、乃絵の未来に期待。あとは三代吉と愛ちゃんの未来な。眞一郎と比呂美は、ありゃだめだね。
ぐねぐねハンドルをさばこうと頑張りすぎで、最初のうち期待してた繊細な心の流れなんてけっきょくぶち壊し。おかげで決め所のはずのシーンでどうにも感情移入できないという。
しかし今回、眞一郎の母親の行動の描き方はうまかった。たぶんあれがなかったらこうして感想書いてもいなかったと思う。
mail:gerimo@hotmail.com
_ V林田 [それは斑鳩が特別。ありゃシューティングよりパズルゲームに近いっす。]
_ トリガラ [久闊でありました。お元気ですか? 自分もシューティングと格闘は苦手ですが、上手い友人の対戦とか観るのは好きです。 ..]
_ もりげ [>V林田さん なるほど。しかし私にゃ覚え要素のあるシューティングスーパープレイはどれも芸術にしか見えないんです。だか..]