ハロー! ミスターモンキーマジックオーケストラ_
「野望の箱」の応募葉書送るの忘れてました。
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というわけで今月のSFマガジンを買ってきたのでした。今月からはなるべくちゃんと感想を書こうと思います。できることなら。
先月で予告されてた通り、特集は「ぼくたちのリアル・フィクション」ということで冲方丁・長谷敏司・元長柾木・吉川良太郎4氏の短編+西島大介氏のコミック。この辺の感想は明日以降にちまちま書いていこうかと。いやまだ読んでないんで。
で、さらに巻末に「メディア別 次世代フィクション・ガイド70」と称して各ジャンルごとに10ずつ作品が紹介されています。
柏崎玲於奈「ライトノベルSF10」
秋山瑞人小川一水上遠野浩平などといった無難なラインナップ。「BLOODLINK」がないのがちと不満。
タニグチリウイチ「ライトノベル・ファンタジィ10」
うわー正直すごく微妙。「東方ウィッチクラフト」「陰陽ノ京」に「ネガティブハッピー」「バレッツ&バンディッツ」なんかはともかくとしても、「ラグナロク」とか高野音彦画集もとい「リバーズ・エンド」とかは別に紹介する必要ない気がするんですが。もうちょっと他になんかあるでしょう。
日下三蔵「ミステリ・ノベル10」
いーたんとかユヤタンとか舞城とか御大とか、「新世代のミステリ」という意味では異論を差し挟む気はないラインナップなんですが、「SFMで紹介するミステリ」としてはちょっと?な感じ。どうもしっくりしません。
矢吹武「ジャンル外エンターテインメイト/純文学10」
池上永一、D、深見真の3人しか知ってる作家がいないので妥当なラインナップなのか正直よく分からなかったり。
林哲矢「SF・ファンタジィ・コミック10」
妥当かどうかはともかくとして個人的にはすごく共感してしまうラインナップ。「ゾンビ屋れい子」や「ゲノム」「宵闇眩燈草子」あたりを紹介してるあたり特に。「成恵の世界」はまあ紹介されて当然ですやね。
小林治「SF・ファンタジィ・アニメーション10」
ガラクシをSFMで紹介しろと強く叫ぶ気は特にないんですが、それでも、よりによって「魔法遣いに大切なこと」紹介するぐらいならガラクシだろ!
尾之上俊彦「SF・ファンタジィ・ゲーム10」
紹介作品が「AIR」「Ever17」「ELYSION〜永遠のサンクチュアリ」「腐り姫」「五分後の世界」「ガンパレ」「Sense Off」「月姫」「"Hello, world"」「BAROQUE▲SYNDROME」…って半分以上エロゲっすよ!! いやまあ「SFゲーム」のラインナップとしては割と納得のいくライン(個人的には工画堂のソフトに入ってて欲しかったですけどね。「火星計画3」か「蒼トリ」あたり)ではあるのですが…。
しかも現況紹介部分ではニトロプラスがべた褒めされてますし、「エロゲはやるがSFマガジンなんて読んだことない」という方も本屋でちょっと手にとってみてはいかがでしょうか。
しかしSFMでエロゲがこんなに紹介される日が来ようとは…。
結局今日はいつもの連載コラム(横田さんのが休みになってたのに買う時気がつかなかったのは不覚でありました)とこれを読んだだけ。小説は明日以降ちゃんと読みます。ええ。
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<今週の「週刊 鉄道の旅」>
わたらせ渓谷鐵道メインの東武日光・鬼怒川線サブ。
あんま特筆することもない無難な内容でした。