グリーンマン対ミニラ_
18日金曜日は僕の23回目の誕生日でして、それを記念して18の夜から19の夜にかけて、サークルの連中などと「V林田生誕23周年記念23時間耐久上映会」というのを敢行してました。見たのは以下のようなもの。
* 仏教戦隊ブッダマン
* ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
* 劇場版 魁!男塾
* 直撃!地獄拳
* 行け!グリーンマン 33〜50話
* 魔法戦隊マジレンジャー第1話「旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜」
* 瓶詰妖精第1話「4月」
* ピエール瀧の体操30歳
* SAMURAI DEEPER KYO最終話「SAMURAIはバラードをうたう」
* 怪奇大作戦第24話「狂鬼人間」(欠番)
* ビーストウォーズメタルス最終話「リミックス バナナをわすれた!」
* 料理少年Kタロー第8話「宇宙料理戦プラネットボンバー」
* テレ東予告集
* スパイダーマン、ミスター味っ子、超合体魔術ロボギンガイザー等のOP
* MADムービー色々
* 鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)
* 超感覚攻略ビデオ ヴァリスIII
* ゴジラ対メガロ
* 頭脳戦隊クビレンジャー VS 頭角戦隊アタマイザー5
* ニセンヨンサマー
* 無敵超人ザンボット3 第17話「星が輝く時」第22話「ブッチャー最後の日」最終話「燃える宇宙」
* ギャラクシーエンジェル第2期8話「ウェディングケーキ合体スペシャル」 第3期18話「数珠つなぎ手打ちそばつなぎなし」
* ガンドレス
* マイケルジャクソン ムーンウォーカー
* がんばれゴエモン 次元城の悪夢
* 行け!グリーンマン17〜29話
以下脳に残った奴らの感想。
* ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
「仏様を大切にしろ! 大切にしない奴は、死ぬべきなんだ!」このセリフに全てが集約された日タイ合作による狂気のウルトラマン映画。実に禍々しきお顔を持ち、奇怪なボーズで空を飛ぶタイオリジナルヒーロー、白猿ハヌマーン様が暴れまくります。仏像泥棒(もちろん等身大の普通の人間)を巨大化した状態で惨殺するハヌマーン様、バキシムの如く空を割って巨大な手を伸ばしてくるウルトラの母、何度見てもよく分からないタイの説話、仏様を信じなかったが故に発狂して死ぬ科学者などなど、見どころ(イヤな)は多いです。そしてクライマックス、ゴモラを必殺のウルトラリンチ(逃げられないようにウルトラ兄弟二人が両腕を押さえ、ハヌマーン様が背中をハヌマーンバットでめった打ち・転がったゴモラに数人でストンピングetc.)でいたぶる6兄弟+ハヌマーン様のお姿には涙が止まりません。仏罰怖えええええ!
* 直撃!地獄拳
「キル・ビル」の元ネタの一つとして再注目の石井輝男監督によるカルト・ムービー。一説には監督が「もう空手映画を撮りたくない」とわざと無茶苦茶やったらしく、登場人物がアホとしか言いようのない行動を大真面目にやり続けるデタラメ作品。津川雅彦が「千葉真一を殴り飛ばして何メートル飛ばせるか選手権」を行うシーンとか、どうすればいいかわかりません。素晴らしい。
* 行け!グリーンマン 33〜50話
基本的に「突撃! ヒューマン」や「行け!ゴッドマン」などの怪獣を使い回している本作ですが、後半ではキングコングやミニラなどといった所まで普通に悪の怪獣として出てきます。しかもキングコングは版権の都合からか「ゴリラ」というあんまりな名前に。「グリーンマン対ゴリラ」ってサブタイトルのインパクトは凄すぎます。そして最後の方は着ぐるみが足りなくなったのか、普通の戦闘員に適当なコスプレさしただけの「女装怪人」や「忍術怪人」などといった敵まで登場してきてカオスとしか言いようがなくなってきます。すげえ。
* 瓶詰妖精第1話「4月」
第一話なのに設定や登場人物の紹介を一切やってくれない凄い一話。ギャグというわけでもないがシュール極まりない奇形的作品。
* SAMURAI DEEPER KYO最終話「SAMURAIはバラードをうたう」
サブタイトルも意味不明ですが、戦いの最中現代にタイムスリップし、東京タワーのうえで戦いを続けた挙げ句に信長が東京タワーの先に刺さって絶命という展開はもう全く理解できません。狂ってるよ。
* 怪奇大作戦第24話「狂鬼人間」(欠番)
刑法第39条をテーマにした意欲作……なんすけど、精神障害に対する無知と偏見が炸裂して割とひでえ脚本ではあります。欠番にすることの是非はともかくとして、まあなってしまうのも分からなくはない。
* ビーストウォーズメタルス最終話「リミックス バナナをわすれた!」
知ってる人には説明不要ですね。声優たちが物真似合戦を始めたりするマッドテープを最終回と言い張る根性に感動。いやまあこのアニメ、最終回以外も声優の暴走が凄すぎるアニメでしたが。
* 料理少年Kタロー第8話「宇宙料理戦プラネットボンバー」
もう何度も見てますが実に素晴らしい。ドラッグパーティーみたいな話を天下のNHKでやったのが凄い話ですね。
* 鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)
日本初の特撮ヒーロー作品。宇津井健演じる(!)全身タイツのヒーローの乳首がずっと透けてるのが気になって仕方ありません。
* 超感覚攻略ビデオ ヴァリスIII
これももう何度も見てるなあ。しかし何度見ても見飽きません。PCエンジンのゲームプレイ画面に島本須美ら声優が声をあてているという、言わばそれだけの内容なのですが、所詮はエンジンであるゲーム画面と演技の本気っぷりとのギャップだけでもうご飯が何杯もいけます。
* ゴジラ対メガロ
ゴジラとジャガーでパンチパンチパンチ。スペクトルマンをかっこわるくしたようなスーパーロボット・ジェットジャガーが、なんとなく自我を持ちなんとなく巨大化しなんとなく元に戻るという適当極まりない脚本には「子ども向けだと思ってバカにしやがって!」と青筋が立つこと必死。ゴジラ映画は駄作が割と多いわけですが、これはいくらなんでもひどすぎる。
* 頭脳戦隊クビレンジャー VS 頭角戦隊アタマイザー5
マネキンの生首を使った狂気のクビ特撮。アイデアのインパクトは抜群ですし、おまけなども含めて丁寧に作られていて気持ちよく笑えます。去年の冬コミで買ったんですが、いやあ買って良かった。詳しくはここ。
* ガンドレス
説明不要の日本アニメ史上最大の大惨事。声と口の動きが合ってないとか色がついてないとかは当たり前。この衝撃は言葉で説明できん。
* 行け!グリーンマン17〜29話
最後はグリーンマンで〆。見ているうちになんだか「トンチキは萌える」という話になってしまい、最後の方ではその場に居た全員が「萌え擬人化トンチキ」を描き始める始末。まあ全員30時間以上寝てなかったしなあ……。
しかもそのうちの一つのイラストが無駄にエロく仕上がってしまい、「俺今日はこれで抜いてから寝るわ」などと言い合ってから散会というあたり、今思い返すとさすがに我ながらなんか不安になってきました。いろいろと。-
で、昨日はティア。今回は資金の問題などもあって買い物はいつものところだけという感じでした。以下リスト。
・新谷明弘『幻想蹴国史 4』
・鉄の砦『殺しのガイダンス』
・東京大学漫画調査班TMR『嗚呼どす恋TMR』
・eso aparte『despacio 3』
・ボストーク通信社『KITTEHATTE右往左往』
・楽『おやくそく 5』
・昼寝堂 & JET MEGANE『メイドユニット VOL2』