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V林田日記(ダメな)
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2005年12月01日(木)
生まれてこなければよかったのに_

最近ジョージ先生ばっかりですね俺。あ、買った(読んだ)順番で感想書いてるわけでもないです。

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今日の本
ジョージ秋山『アシュラ』全2巻(amazon
 1970-71年、週刊少年マガジン連載。「生まれてこなければ良かったギャア!」という衝撃的な決めゼリフが炸裂する大問題作。人肉食描写(何しろ連載第一回から食ってるしなあ)が問題となってマガジンが有害指定受けたのは有名ですね。単行本は立風書房版やサンコミ版などいくつか版がありますが、買ったのはぱる出版から出た全2巻の奴。終盤、他の版ではカットされてる部分(蟇王丸という、まんま蒲郡風太郎な顔のキャラが登場するところ。他の版だとほとんどカットされた上、僅かに残った蟇王丸の出るコマも蟇王丸の左目に眼帯が描き加えられています。左目がまずかったのか? しかし銭ゲバは普通に出版されていたのだから全く分かりません。ちなみに蒲郡風太郎の左目を知らないという方はこの画像参照)が収録されているのでオトク。もっともこの部分、どうも原稿がもうなかったらしく、 出版物からの複製っぽいので画質がひどいですけど。
 しかしまあ、よくこんなんがマガジンに載ったなあ、としか言いようがないですね。全体的な完成度とかを素直に見れば、同時期のジョージ先生の作品(「銭ゲバ」とか「デロリンマン」あたり。あ、でも「ザ・ムーン」よりはこっちの方が完成度は上でしょう)より優るとは言い難いですし、「問題作を書こうという意識が出すぎてる」って批判が出るのも実に尤もなんですが、それでもこうストレートに「生まれてこなければよかった/それでも生きていく」ってことを謳い上げられるとやはり心を動かされずにはいられない。

 あと思うんですが、ジョージ先生の作品って極端にインモラルなのが多いように見えて、ジョージ先生は本質的にかなりのモラリストですよなー(性と酒に関しては除くとしても)。



2005年12月02日(金)
アシ_

漫画家アシスタント物語

mixiで教えてもらった、アシスタントを26年やってる方のブログ。読み進めてる最中ですが、こいつぁジョージ先生愛好家は必見ですぜ。




2005年12月04日(日)
12人のいかれた男たち_

やっぱ「喰いしん坊!」は毎週最高ですね。単行本で読んでも楽しいですが、引きの絶妙さなどによって一週一週読んでも楽しい。しかし空念は托鉢をしろよ。

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で、そんな「喰いしん坊!」大好きっ子の俺と大学時代のサークルの人間たちで形成されるOKFF(お辞儀といえば・カラテカですよね・フード・ファイターズ)は、今日某大学漫画研究班で面子で構成されるTFF(東京某大学フードファイターズ)と大食い対決をしてきました。
両チーム6人ずつ代表を出し、用意された148個のハンバーガー(マクドナルドの80円のやつ)のうち74個を先に食った方が勝ちという地獄の闘食。


まあ結果から言うと、邪道食いばかりして食べ物を冒涜した罰が当たったのか惨敗しました。
詳しい様子は後輩たち(その1その2その3)が既に書いてくれたんでそれ紹介しときます。もう俺が書くことないや。

しかし148個のハンバーガーってキモいですね。もうハンバーガーは、コリゴリだよ〜(顔の周りが丸く切り取られて〆)。

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今日の本
唐沢なをき『漫画家超残酷物語』(amazon
 「漫画家残酷物語」といえば言うまでもなくこの前死んだ永島慎二の代表作なわけですが、それにインスパイアされたギャグ漫画。面白いです。最近の唐沢漫画の中では出色という意見も頷ける。まあ私漫画家残酷物語読んだことないんですけれども。サンコミ愛好家の端くれとして読んでおきたいとは思うんですけどね。

そういや、日野日出志ネタが出てくるのですが、これって今の読者にどれぐらいぱっと分かるもんなんでしょうか。君は三日後に死ぬ!



2005年12月05日(月)
喰ってばかり_

先日のTFF対OKFFについて、TFF側・ADA恥さんの記録も紹介しときますよ。

ところで、邪道食いって正直リスクでかいですね。
まあやる前からうすうす勘づいていたことではあるんですが、邪道食いって
・水分はあまり取らない
・ドカ食いをしない
という大食いの基本原則(何故基本原則なのか分からない人は『喰いしん坊!』を読むべし)を無視しているので、長期戦になればなるほど不利なんですね。
スピードは圧倒的ですし、相手の動揺を誘う効果というものもある(気がする)ので、原作における柱参四郎VS熊田のうな重対決のような超短期戦ならかなり効果は高いと思うんですが、10〜15分以内でカタがつかない勝負だと苦しいでしょう。
まあ、今回我々が邪道食いをしなければどうなっていたかというと多分やっぱり負けていたとは思います。

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そういや、「このマンガがすごい!2006 ・オトコ版」で「喰いしん坊!」が触れられているのを確認しましたよ。明大漫研は流石ですね。




2005年12月09日(金)
金曜は喰いしん坊!の日_

悪食三兄弟って大喰い人だったっけ?

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今日はガラクシミュージカル見てきました。いやー楽しかった。声とか違和感あるかなーとも思ってたんですが、最初の一瞬こそちらと感じたものの、見てる間はあーこりゃエンジェル隊だわーってな感じでした。流石だ。で、違和感がないとなりゃガラクシファンとして素直に楽しめるわけですよ。あれですね、アニメ版ガラクシは「萌えドリフ」とか言われてましたけど、こうやって舞台の形でやると本当に萌えドリフすな。楽しい。
あと最前列の人とかはエンジェル隊に絡まれてて特に楽しそうでしたなー。一般的なミュージカルがどういうもんか見たことないんでよう知らんのですが、このミュージカルでは途中で観客と結構絡んでました。「ダイヤモンドを探す」てなシーンのところで、客席まで降りてきて「あなたダイヤモンド持ってませんかー」みたいにやり、客がダイヤモンドゲーム渡したりてな具合で。この辺、アニメとかではできない楽しさすよな。
そんなこんなで楽しい時間でございました。マチネで見たので、おまけとしてキャストのトークショーも見れましたし。




2005年12月12日(月)
サイカチ_

最近、このDVD(虫画像なので苦手な人注意)の一部を見る機会があったのですが、すごい欲しくなって困っています。ぱにぽにだっしゅのDVDの次ぐらいに欲しい。
デスストーカーVSオオスズメバチはまさに名試合でしたぜ……!

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今日の本
山名沢湖『委員長お手をどうぞ』2巻(amazon
 前人未到の委員長マンガもこれで完結。
この巻の中だと選挙管理委員長が一番すかなー。表紙絵だけでご飯3杯食えますね。あとは牛乳委員。



2005年12月16日(金)
毎週金曜はリアル・フィクション(=喰いしん坊!)の日_

お代わりオクレ、ときたもんですよ。

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QMA3を始めました。もともとクイズゲー大好きっ子ですし、まあなんだかんだで2には金ぶち込みまくりましたしね(多分、達人王・怒首領蜂・19XX・ファンタジーゾーンとともに、俺のゲーセンでもっとも金をつぎこんだゲームベスト5に入るでしょう)……。白金まで行ったところで断念しましたが。
しかし、他の誰も答えられてない問題を自分だけ答えられた瞬間のあの暗い快楽、あれは本当に、雑学をため込んでいる人間の良くないところを刺激して困りますね。金がいくらあっても足りない。死ぬ。
まあそんなQMA3にいいことが一つあるとしたら、アイドルマスターやろうかと迷ってたけどやらない方に気持ちが完全に傾いたってことですかね。アイマスやる金あったらQMAにつぎこむもんな。

しめさばという名前のシャロンを見かけたら多分俺です(まあこんな名前つけてる人もそうそういないでしょう)。どうでもいいですけど、シャロンがなんかやけにツンデレっぽい振る舞いをするようになった気がしますね。

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ちょいと遅いですが「Now is the time!」(amazon)買いました。POLYSICSの新しいアルバム。あー、こういうのこそロックですぜ。多分。
あの名曲「クラリネットをこわしちゃった」を大胆にフィーチャーした(自分でも何書いてるかわかんなくなってきましたが、本当にそういう曲なんですよ)「Baby BIAS」や、サビが何故かたて笛(ソプラノ)で腰が抜ける「I My Me Mine」あたりがお気に入りですね。




2005年12月20日(火)

また週2ぐらいの更新頻度になってますね。一瞬気を抜くと死。

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で、ここんとこSF界はオールタイムベストの話で持ち切りですが、僕もようやく決まった感じでガス。

日本長編
1半村良『岬一郎の抵抗』
2谷山由紀『天夢航海』
3稲生平太郎『アクアリウムの夜』
4今日泊亜蘭『我が月は緑』
5佐藤哲也『熱帯』

日本短編
1横田順彌「おたまじゃくしの叛乱」
2筒井康隆「関節話法」
3平井和正「星新一の内的宇宙(インナー・スペース)」
4山野浩一「X電車で行こう」
5荒巻義雄「ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ」

日本人作家
1横田順彌
2筒井康隆
3今日泊亜蘭
4佐藤哲也
5田中啓文

海外長編
1スワニスタフ・レム『ソラリスの陽のもとに』
2ルーディ・ラッカー『時空ドーナツ』
3ジョン・スラデック『遊星よりの昆虫軍X』
4ジョン・ウィンダム『トリフィドの日』
5ラリイ・ニーヴン『リングワールド』

海外短編
1フィリップ・ホセ・ファーマー「シャーロック・ホームズ アフリカの大冒険」
2グレッグ・イーガン「しあわせの理由」
3フレドリック・ブラウン「ミミズ天使」
4テッド・チャン「地獄とは神の不在なり」
5レイ・ブラッドベリ「霧笛」

海外作家
1ルーディ・ラッカー
2フレドリック・ブラウン
3レイ・ブラッドベリ
4グレッグ・イーガン
5フィリップ・K・ディック

こんなとこでしょうか。出来自体よりも好き嫌いとか最初読んで受けた衝撃とか思い出とかに重きを置いてるところがあるので、10代のころに読んだ奴がどうしても多めに。星新一の影響でブラウンよく読んだんすよなあ……。しかしおかげで海外短編とかわけのわかんないことになってますね。あとブラッドベリに関しては萩尾先生の漫画を読んだ分なんか思い出が上乗せされてるところがございます。
迷ったのは日本短編で、筒井をどれにしようか(最後まで「上下左右」と迷った)とか「銀河を駆ける呪詛」を入れようかとか迷ったんですが、結局鬼のようにロートルなラインナップに。鉄ヲタとしてはX電車入れたくなるんすよ! 逆に長編と作家はほとんど迷わず。筒井の長編入れるかでちと迷ったぐらいです。
しかしアレですね。80年代から90年代にかけての海外をひどく読んでないのは良くないですね。ハイペリオンさえ読んでないってのはなあ。レベッカ宮本がハイペリオンを原書で読む時代だというのに、というのを考えるとやはり読もうかな、とも思うんですが。




2005年12月21日(水)
ゴラクゴラク_

今月の電撃大王買ったら「喰いしん坊!」が紹介されてました。もしかして商業誌にレビューがちゃんと載るのってこれが初めてなのでは……。先月か先々月にゃ天牌外伝も紹介されていたんですが、そんなゴラク尽くしでいいのか大王よ。

あと、付録のCDが欲しくてGファンタジー買いましたよ。いつの間にこんなぱにぽにストになってたんだろう俺。
なおCDに斎藤千和の留守電ボイスが入ってるんですが、これ家の電話機に入れましたよ俺。まあどうせうちの家電は滅多にかかってこないので。しかし斎藤千和は素晴らしいですね。結婚したいですね。

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今日の本
児玉樹『Canvas2 ~虹色のスケッチ~』2巻(amazon
 俺は正直、クソヲタの割にはそこまでラブコメに執着しない人間です。ギャルゲあんまやんないのもそこら辺が理由ですよ。
でも、こういうのを読むと、本当に、ラブコメっていいもんだよなあー、と思いますね。本当に。



2005年12月28日(水)
タイマンはったらダチじゃ!_

ぱにぽにだっしゅが終わってしまったので虚脱気味の昨今。

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今週の喰いしん坊!でずんだこと田中五郎がまた出てましたね。あいつこの漫画の中で一番人気あるんじゃないんでしょうかもしかして。
で、ゴラクといえば、来年から別冊ゴラクで「新Let'sダチ公」が始まるらしいですね。21世紀だというのに世の中何が起こるか分かったもんじゃないな。

(Let'sダチ公……チャンピオン暗黒期(だいたい80年代末。ドッ硬連とか私立味狩り学園とかやってた頃)を支えた(?)不良漫画。合言葉は「タイマンはったらダチじゃ!」。ところでリリカルなのはって、何かこの言葉がしっくりくる作品ですよね)

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そういや「Let'sダチ公」といえば、俺が読んだ中で強く印象に残っているのが次のような展開ですね。

敵方の女をつかまえて「情報を吐け!」→レイプ→「まだ吐かねえのか!」→レイプ→女が情報を吐いたあとで「お前とは違う形で会いたかった。俺だって、何とも思ってない女にこんなことしないんだぜ」(細かいセリフはうろ覚え)

こんなひどすぎるセリフそうそうねえー! だいたい一応少年誌なのにレイプするなよ。オーレ!(「Oh! レイプ最高!」の略)




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