不定記 [exa5] 

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Hold your mind?

コミュニケーション障壁が短時間で劇的に引き下げられる、ということの福次作用を一つにくくるとこんな感じであったり。


「テクノロジーの奴隷」状態から逃れるために
Driven to distraction by technology

実際の所、ほとんどの場合、適応・習熟プロセスを通り抜けるのに必要な期間は増大し、変化スパンは逆に減少していく結果、常時環境適応が不完全な状態に置かれている、とか言えるのでした。
 全周の情報を距離を無視して並べてみれば情報量が人間が備える処理能力と著しく乖離してしまうわけで、Classificationなりなんなりをして一次接触する情報量を落としてやる、というのが「エンド」ユーザー・オリエンテッドなデザインなんでしょう。
 一番多いだろう問題は、違うアプローチでヒューマン・オリエンテッドなものを複数組み合わせたとき、結果ちっともヒューマン・オリエンテッドでない環境ができあがることなのかもしれません。
 まあ依存するというのはまたちょっと違うのですが、同じく「習熟・適応」プロセスで説明は出来ます。
適応する環境では使われない・必要ないやり方を保存しておく必要は?と言ってしまうと身もふたもないですが。
もちろん是非の判断とは別です。

昔からこのたぐいというとおおざっぱすぎますが、情報過多云々の話はありましたよね。ホットスポットという言葉がはやりはじめたのは2002年頃だったかと思いますが、そのころ総務省の研究会がものすっごい寒いショートストーリーをつけて提唱した「アイススポット」とか。なぜコールドスポットじゃないのか未だによくわかりませんが。
無線LANなんていらない? 「アイススポット」という考え方

さて、もしこのような「必要情報過小ながら接触情報過多」を回避するためにエージェント的なものを考えたとして(というか人工知能ネタで遙か昔から考えられてる話ではありますよねぇ)、たぶんヒューマン・オリエンテッドなコンセプトに、これが入っている必要があるのかもしれないのでした。
「処理フローの切り替え頻度を一定以下に抑え込む」と。

まあリンク先の記事の最後にある言葉の通りな訳です。

日本語:
「現代生活の矛盾は、マルチタスクで何かを処理しようとすると、ほとんどの場合に生産性が落ちるということだ」(Russell)

Original:
"The paradox of modern life is that multitasking is, in most cases, counterproductive," Russell said.



没入没入。
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