とある場所で用いるプロフィール・自己アピール原稿の初校がファクスで届いた。原稿を要求されたときにはなかったはずの「キャッチコピー」という欄がなぜかついている。もちろん元の原稿には書いてないから空欄のまま。
キャッチコピーってどんなんだ。「おそばにおいてねもりげさん」とかそういうやつか。「あの夏の日、もりげたちは叶えられない約束をした」みたいなのも情緒があっていいよなあ。
それとも「駄文書き界のヨン様」とかそういうやつなのだろうか。「exa5 のオリバー・カーン」ってのもいいかな。どういうアピールなのかイマイチわからないけど。カーンは無理でも、ヨン様はご自身もけっこう誰もが認めるオタク顔だし、案外違和感なく受け止めてもらえるんじゃないだろうか。
「受け止めてもらえません」
そうかなあ。
で、よく見直して見たら、その欄はでっかい×印で消してあったのだった。幸い、キャッチコピーは考えなくていいらしい。たいそう安心した。
どう考えても、自分のキャッチコピーを自分で作るのって無理がありませんか。少なくともぼくは恥ずかしすぎてダメだと思う。
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