……。竜騎士07氏の実力はホンモノですよ。しかも筆力明らかにどんどん向上してるし。すげえ。大量殺人ノベルで涙腺決壊するとは思わなかった。
たまに日本語に目も当てられぬほど酷い誤用があるのはちょっと引くけど、そんなことも許せてしまいます。
昭和58年、前原圭一が事件に巻き込まれる1年前の出来事を描く前半と、第2章綿流し編を裏視点から眺める後半。綿流し編の仕掛けはほぼ完全解明されております。ちゃんと納得いく形で。
個人的には、ここまで読んできてほぼ事件の真相の全容はつかめたかな、という感触。詳しい感想やネタバレなんかは明日にでも書きます。
細かな瑕疵には目をつぶらねばならないとしても、このシリーズがノベルゲーム史上に残る傑作となることはすでに確定した。
ミステリ者もホラー者もラブロマンス者(なんだそりゃ)も、間違いなく堪能できるだろう。あと、ぼくの解釈が正しければ、だけれど、第6章なり7章なり、完結を迎える頃にはSF者が一番喜べそう。ともかく手放しで絶賛しちまうぜ! ひぐらし万歳!
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