念願のシューベルト最後の3曲セット。透き通った声質の人に歌ってもらうともう泣くしかない。
「苦悩によって私はすっかり年老いた、私を再びとこしえに若返らせてください」
とか12,3の少女が歌うわけですよ。
ヴィルヘルム・マイスターも、文体を感傷的に変えてヴィルヘルムの1人称にして、そしてノベルゲームにして売り出せば、EDになる人くらい出るんじゃないかな。挿入歌はやっぱりシューベルトバージョンで。やっぱりそれ以降の作曲家はちょっと複雑な響きを目指しすぎてる気がしてしっくりこない。
とか言っておきながら、『遍歴時代』の方は読んでないんですが。ミニヨンが出ないヴィルヘルム・マイスターなんてね、窓から投げ捨てるべきなんですよ。
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