いや、言いたいことはわかるんだがしかしこのタイトルはいいのかこんなんで。ともかくまあ、とっても久しぶりの新刊短編集。展開のハチャハチャ具合はほとんど悪夢そのものなんだけど、それが比較対象の見当たらないような独特の笑いにつながるんだから、この人はやっぱり凄いのだった。
とりあえず美少女が出てきてわけもわからず仲良くなる、というパターンはもう本筋とはぜんぜん関係ないようでいてだけど実はそれが本筋なのかもしれなくて、どっちでもいいや、これは萌えとかそういうのよりもっと根源的な素晴らしいモノなのですよ。「ステイショナリー・クエスト」のラストにはこの上ない憧れが詰まっている。
あとがきには「電撃hpでは死ねといわれるほど嫌われた」みたいなことが書いてあるのだけど、これは実話なのでしょうか? 信じられない。こんなにおもしろおかしくてちょっぴり切ない最高の小説なのに!
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