みてきた。水曜1000円、ってのもあると思うけど、立ち見まで出る盛況。わたしゃなんとか座れた。
そんなにプリンが大事かねこの子は……。
いい。少女ってのはやっぱり、どこまでも先を目指して走っていくものなんだ。能力は過去に戻るだけなんだけど、にもかかわらず、前を向いて走っている印象が最後に残って、気持ちが良かった。非常にアリだと思います、この時をかけ方は。ラベンダーじゃなかったけど。
主役の仲里依紗(なか・りいさ、なんですね。今はじめて知った)が、素晴らしかった。素晴らしかったのでいまインタビュー記事なんかを読んでたのだが、受け答えがまたおもしろいな。気に入った。アニメだからどうとでもなりそうだけど、それでもあえて本物の少女に声をあてさせたのは大正解だと思う。
しかし、こういうものを観て喪失感みたいな切なさを味わう、ならまだいいんだけど、そもそも喪失すべきものがなかった、みたいないわく言いがたい感情が先に立って泣きたくなる私はほとんど病気ですよ。かけがえない輝ける日々、ねぇ。世の中にはそんなものがあふれているのか? ねえ……。
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