遅まきながらプレイ。「グッドエンド」はコンプリートしました、が。これはひどい。優しい気持ちになれるとかきいたからプレイしたのに orz
ひどい、というのは決して悪い意味で言っているわけではないつもり。つもりだけど自分でもよくわからん。め、名作だなんて認めてあげないんだからね///
制作チームの言うところの「コア」である岡崎律子の歌が、全体の雰囲気を支配していると言って過言ではないですな。彼女の歌の優しさっていうのは悲しみを引き受けた上での優しさだと感じます。ひねりとかなんもない歌なのに魅力があるのはそんな人柄がにじむからなのかなあ。
しかしまあシナリオの鬱っぷりに加え、否が応にも思い出されるのが岡崎律子さんの早すぎる死とくると、こっちの世界まで雨に閉ざされそうになりますよ。
シナリオについてはもしかしてこれからの人がいるならひとことも言うべきじゃないんだろう。なんかもういろんな意味でびっくりした。
音ゲー部分は楽しい。ユカイなのでずっとハードモードでやっていた。音楽院の卒業演奏といいつつ実際はビートマニアみたいなことやってるプレイヤーの姿は相当おかしいはずなんだけど、それが案外しっくりきてるのは不思議だった。これもきっと岡崎律子のパワー。
くらーい気分になりたい人にオススメ。
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