▼ １日目
- 岐阜駅につくとシルバー人材センターの人であろうおじいちゃんたちが、暑い中プラカード持たされて案内している。そもそもSF大会のSFが何の略かもわかってないに1000ペリカ。
- 会場につくと、友枝小学校の制服を着たようじょが歩き回っている。
- ゲストを少人数で囲んで好き放題できると噂の企画「小さなお茶会」、小川一水氏のを狙って申し込みに行ったらもう補欠が何人も待っている状態であきらめる。
- オープニングは実にいろいろなことが起こる。小川氏、星雲賞受賞時にカメラを用いたパフォーマンス。
- ひとコマ目でテルミンを聴きにいってる自分は何か間違ってると思う。ちなみに、日本のテルミン演奏の第一人者である竹内氏のリサイタルだったわけだが、彼は音楽的センスに乏しいと思う。せっかく良い楽器なのだから、もっと人材が出てくればいいのに。最後に触らせてもらったけど、音程をとるのは思いのほか難しい。
- ちなみに、テルミンの会場には例の友枝小のようじょも両親と姉とともに来ていた。お姉さんの方のようじょは、さくらのレリーズ時のコスチュームだった。
- 菅浩江氏とお話させていただいたら、アルカン（Ch. V. Alkan）の名前をご存知だというので大変うれしくなった。
- 人生はフィクションです。（牧野修氏のありがたいお言葉）
- 夜は誘っていただいて宴会にちょっと顔を出させてもらいました。楽しかった。
▼２日目
- ひとコマ目、「クイズ！ SFヘキサゴン」に行った。「虐待についてつづったベストセラー、『“○○”と呼ばれた子』、○○に入る言葉は？」という問題に、「SF」という回答が出される。そのあまりに凄惨な虐待シーンを思い浮かべて、会場の人々は嗚咽を禁じえなかった。
- ふたコマ目、「海洋牧場707番地」。西村屋さんの「日本を沈没させるためにはどうすればいいか」という話に興味を持っていらしたのだろう、小松左京氏の姿が。質問タイムにしゃべり始めた小松氏の独演会状態になって終了。スタッフはちゃんと時間で終われるか気をもんでいた様子。
- サンドイッチとケーキが食べ放題だぞ、と勧められて、会場横のホテルのブッフェで昼食。1700円程度するメニューだったが、そのメニューを記載した３つの印刷媒体のうちのひとつだけに、ひっそりと「学割プラン――学生証をお見せいただければ20％引き」と書かれているのを発見。まさか発見されるとは、と驚き顔のレジ係を相手に、首尾よく割引させることに成功。非常に気分が良い。ケーキはほぼ全種類制覇。カロリー計算とかすると怖いことになってそう。
- クロージング、「センス・オブ・ジェンダー賞」を受賞した笙野頼子氏の寄せられたコメントが代読される。柄谷行人を批判したりしながらいつ果てるともなく続くコメントに、気が遠くなりかける。
- 小川氏、オープニングのカメラパフォーマンスにより暗黒星雲賞をもダブル受賞。
- 暗黒星雲賞、コスプレ部門はさくらコスチュームの例の姉妹が受賞。姉妹で声をそろえ、壇上で「レリーズ！」と叫んだ瞬間会場からは熱狂的な歓声が沸き起こる。
そんなこんなで楽しんで参りました。こう、作家側とファン側がこれだけ和気藹々とできる場って、ほかのジャンルにはないんじゃないかと思いました。素晴らしいぜ、SF！ ちなみに
タカアキラさんところの画像掲示板に、暗黒星雲賞のようじょ姉妹の写真が２枚もありますよ。