有名どころっぽいんだけど、最近 12Doors というフラッシュを知ってやってみた。サバイバルホラーってやつですよね。バイオハザードってのはやったことないんだがこんな感じなんですか。
クリアしてみて気づいたんだけど、SF風の薄味をつけたホラーってのをいつの間にやら受け付けない体質になってたらしい。クリアするまでやってるんだからそれなりに楽しんでたのは確かなんですけどさ。
廃墟探索モノにSFの味付けをするというのは、ホラーの作者にとってどういう意味を持つのだろうか。リアリティを与えてより世界に引き込むため? であれば緻密にハードに設定しないとダメなような気がする。
たぶんそうではなくて、「謎のラボ」とか「禁断の実験」とかそういう現象自体がホラーとして感じられてしまうってことなんだろう。実験室ってのは一般人にとっては一種の非日常空間なんで、その気持ちはわかるのだけど。実際『パラサイト・イヴ』のラボ描写は怖かったしねえ。いや、瀬名氏の作品で唯一お話として評価できないのがアレなんですけどね。ついでに言ってしまうと『ロボット・オペラ』はちょっと分厚すぎて読み始めようと思えないですごめんなさい。
というわけでもじぴったん無料おためしやってみました。こいつはそりゃあ楽しいですよなあ。うーむ。ハードがないんだよなあ……
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