リアル、ネット問わず多忙を訴える人に囲まれている。自分だけ暇でそういう状況だったら、みずからの人生がごみのように思えて、なるべく人目につかないように臭わないように引きこもって隠れて暮らすところなのだろうが、幸い自分も忙しい。
幸いじゃなさそうな気もするのだけど……。
しかし、自分のやっている作業は、進展がなかなか確かな形として見えてこないところがちょっと気持ちよくない。これがまだ肉体をいじめる系統の作業なら、苦労してる実感もあるのだろうけど。
こういうとき道しるべになるのは、込み入った文学作品じゃなくて子どもむけの物語だったりする。苗木野そらだったらきっと寸暇を惜しんで練習するぜ、みたいな感じで。
どうせいくら考えたってこの世の真実なんてつかめないのなら、そういう世界観で行ってみるのも悪くない、ない、ない!
矢野徹さんの訃報には驚きました。もちろんお会いしたことなんてありませんけども、ぼくがウィザードリーやったのって氏のウィザードリー日記を読んだのがきっかけじゃなかったかしらん。もちろん翻訳もたくさん読ませていただきました。ご冥福をお祈りいたします。
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