先日、とある食堂に入ったらなんだかよくわからないテレビ番組を延々流していて、内容はといえば女の子向け過激ティーン雑誌の話題なのだった。
日記のくせに先日のことを書くなよ、とか、食堂で過激ティーン雑誌のテレビ垂れ流しは客にとってどうなのよ、などなどの突っ込みは置いておこう。
番組は、ティーン雑誌の編集者と、都の条例に「中学生はセックス禁止」を盛り込もうとした人物とをゲストに呼んでバトルさせようという趣向らしかった。
思ったことが3つばかりある。まずひとつ、頭が足りない味方というのは最悪の敵だ、ということ。これは常日頃から思っていることだが再認識。
ぼくは、性的に奔放な女子中学生、などという存在はついつい嫌悪してしまうので、近頃のばかげたティーン雑誌の過激化はなるべくやめてほしいと思っているんだけど、だからといって
「こんな雑誌が許されるのか、と」
「中学生は絶対にセックスしてはいけない」
ふたつ、フィクションが文化を作り上げることもある、ということ。ティーン雑誌の過激な読者投稿なんて捏造ばかりなわけだが、それを鵜呑みにしたアホの中学生たちは、本当にそれに類する行動をとるようになっている。物語が現実世界を動かしているわけだ。善悪基準なんてのはその程度のもんだな。
みっつ、女の子は純情であれ、ということ。アホな雑誌読んでる暇があったら、赤毛のアンでも読んでなさい。
相変わらず少年マガジンの「伝説の頭 翔」はおもしろいなあ。ただ単に頭が悪い、という以上に、どこか笑いを誘うほど異常な部分があるように感じるのだが、うまく説明できない。しかし、この漫画はターゲット読者層どのへんなのだろう。もしかしてリアル珍走団系の人間が感情移入しながら読んでたりするんだろうか。彼らの脳内妄想では、世界ってのは本当にこんなふうに動いてたりするんだろうか。うーむ。謎が多すぎる。
今日は合わせを2回しかできずに本番だったけど、その2回の合わせは短くも中身の濃いものだった。短期間に集中してやる緊張感もまた良し。やはり、頭が切れ、音楽に対する考え方がしっかりした相手とやると楽しい。こんな共演ならまたやりたいと思える。
mail:gerimo@hotmail.com
あんたって最悪やな
何が最悪なのか説明していただきませんと……。